医療費の増大による国家財政の圧迫、国民の健康そのものへの関心の増加等により
日本もアメリカ同様、今後は「病気をなおす」医療から「病気にならない」医療へ移行すると考えられています。
「病気にならない」ための予防対策として毛髪ミネラル検査が注目されています。
健康な人が病気になるのは、まず細胞レベルで生化学的な変化が生じ、
それが組織の変化、器官の変化、徴候、症状という順に進行し、発病すると考えられています。
一般に病気として診断される前には、だるさ、疲労感、肩こり、痛み、神経痛などの徴候があらわれます。
さらには精神面の不調、生活習慣病の初期症状となることもあります。
このような初期段階で、体内のミネラルバランスの乱れや異常をチェックし、
それらを改善することは、病気予防や健康管理のためにきわめて重要です。
ミネラルとは?
人間の身体は、酸素・炭素・水素・窒素の4元素で96%を占めています。
蛋白質や脂肪、糖分、ビタミンなどもこの4元素から成り立っています。
しかし、残りの4%にすぎない鉄、銅、亜鉛、コバルト、クロム、マンガン、セレニウム等、
多種類のミネラルが人間の生命活動にとって欠くことのできない大切な役割を担っています。
これらのミネラルは、身体の様々な組織や細胞、酵素の構成要素として存在し、
種々の生化学的反応においてなくてはならない重要な役割を担っています。
毛髪ミネラル検査について
毛髪ミネラル検査は30年以上の歴史があります。
現在、アメリカでは1万人以上の医師が病気の予知・診断・経過観察に毛髪ミネラル検査を活用しています。
毛髪は体内のミネラルバランスの乱れや、水銀・カドミウム・枇素などの有害金属の蓄積を血液や尿よりもより正確に反映します。
わが国では、法医学や科学捜査で、毛髪を使った検査が麻薬中毒や砥素中毒(和歌山カレー事件)の検出に利用されてきました。
しかし、健康管理や医療の目的では利用されていませんでした。
これからは日本でも健康管理・医療にも毛髪検査は非常に有効と考えられています。
ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析装置)という最新の分析装置を使用し、信頼性の高いデータをご提供いたします。
本装置では、各種元素をppqという単位(10のマイナス15乗)のレベルまで測定可能です。例えば、25メートルプール満杯の水中にある1粒のゴマを検出できるくらいです。
毛髪ミネラル検査は、たった0.1gの髪の毛からあなたの健康・栄養状態が分かる検査です。
体内のミネラル・バランスや、有害ミネラル(水銀、鉛、ヒ素など)による体内汚染度が分かります。
アンチエイジングや予防医学のための検査として注目を集めています。
いつまでも若く、健康でありたい、という願いは誰でも強く持っているもの。
まずはミネラルバランスを整え、有害ミネラルを排出することが更なる健康への第一歩です。
毛髪ミネラル検査を受けると・・・
毛髪ミネラル検査結果表には、検査表の他にあなたの栄養・献立アドバイス表・情報冊子「ミネラルガイド」が含まれています。
1:毛髪を根元付近から約3cm、重さにして0.1gをカット
(分散してカットしますので髪型に影響しません)
2:質問票とカットした毛髪は専用の袋に入れ外部検査機関に送付
3:外部検査機関で検査(約2週間で結果報告)
4:クリニックに結果報告書が送付
5:患者様に、結果の説明と今後の方針を説明。
(食事・栄養アドバイスによる体質改善とデトックス(排毒)治療)
適応箇所 | 生活改善 予防医学 |
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治療時間 | 検査時間は約10~20分。 外部検査機関で検査にて約2週間後で結果報告いたします。 |
施術前の注意 | ※当日は強し散髪のご使用はお控えください。
※カラーリング・ブリーチ・パーマネントウェーブ後2週間はデータの影響を考慮し、検査をお控えいただいております。 |